《MUMEI》
六人は、時の旅人
皇帝になった六人は、アルマイル・ティエガ一世(木村建一)に、新皇帝マザーを、託し、四十年後の世界へ、行き、四十年後の世界で、過去四十年間を、飛び回る事で、膨れ上がる、皇宮費予算を、回収しなくては、なりません。有資本率は、七十パーセントを越え、国際連合は、その内、四十パーセントを償却、残りの約三十パーセントで、四十年間の人々の安定生活を守らなければいけません。

よって、約三七四・四景円(一ユーロ百円)とした時の、資本準備高を、百三十億人の地球市民に公平分配しなければ、なりますん。

よって、九・三六景円の年次予算で、通貨準備高、百パーセントを達成しなくては、なりません。


副皇帝から、マザー管理者となった、アルマイル・ティエガの他、六人は、新たな旅にでます。露銀となったのは、数えた手持ちの金貨と、三人の皇帝卒から、渡された、三百億ユーロ(ロンドン五輪運用費)だけなのでした。

さて、舞台は、再び日本にやってきます。震災を、飛び越え、二○十一年四月十三日に辿り着いた、六人は、三日後の、四月十六日に、新しい旅に出ます。国際連合に、或る担保金より、仕事を捻出しなければ、なりません。一方、国際準備基金は、わずか、約三十パーセント、有資本率を、数えるだけなのでした。

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