《MUMEI》
第十夜 魂の欠片
人間は、必要とする以上に、物資を浪費せず、余暇も、たしなみに乾く程度のものを欲するに、人生の煌めきは、人の切磋琢磨する姿にあるようだ。

人間の欲望には、宇宙の果てまでも、切りのないように、また、その欲望も、無き琉麗の人こそ、また、凡人ではないことがわかる。

人が、人を蔑む事のないように、機会を均等にし、事にあたるに、賃金を平等に分けるのは、此れ、支配者の使命であるだろう。

事もなく、慌てず対処にあたれなくなったら、早くに隠居する事を勧める。時、揺れる西暦二千十一年の事と記す。


スティーブン・エス・エンジェル(SF作家)

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