《MUMEI》
何となく漂っている雰囲気。
何となく漂っている、インターネット全体ともいえる、濁りのようなものを、感じる。作品が、いつでも、簡単にライフサイクルに入ってしまうので、渾身の作品(労力をかけ、時間をかけ、金をかけた作品。例えば。)に比べ、作家魂の欠片に、片鱗を感じさせるものの、とどのつまり、ごまかしてしまっている。(例えば、私は、アマチュアですから、とか。)

舞台にたった瞬間、プロとアマチュアは、もはや、金や、規制可否、他、ネームバリューしかない。ネームバリューは、ともすれば、追い落とす可能性も、見え隠れするが、規制がはいったとき、金になるかや、例えば、規格が、決まっている、三百ページ以上なら、一冊、四百ページとか。

勿論、ネットワークなので、規格も、自由である。

つまりは、お惣菜屋さんのようになっているのだが、手軽な作品が多く(大作もあるだろうが。)、一般的に、連載物も少ない気がする。(グイン・サーガとか、三国志とか。)

あと、若干、若いせいか、歴史物が、寡ない気もする。

僕は、誤字脱字をうまく、できないが、そういう漢字を正統に伝える、文化を正統に伝える、伝統を形づくる、といった、当たり前の行為が、少ない気がする。

ただ、よく言える事が、だれしもが、目標は、持ってやっている、先程、述べたように、一芸に秀でている、若しくは、手慣れた言葉使いだ、トッピングが、くすぐるようだ、色分けが出来ている等、見所は、多い。

くれぐれも、繰り返すが、作品として、完成させる(筆者もだが。)事を、前提に、完結した、文章を手懸けると、次第に、成長も、描けると思う。少なからず、老工の老後の楽しみにも、したいものである。


スティーブン・エス・エンジェル(ティンカータイムズ記者)

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