《MUMEI》
出会い?別れ?
『ここが新しい家か』

俺の名前は陽都歳は二十歳
俺が二十歳になって新しい家に越したのは訳が有る
それは初めて岬に会ったときに遡る
俺が初めて会ったのは高校の修学旅行の時だ
自由時間に俺たちは街を散策することにした

「あ〜〜き〜〜と〜〜くん」
いきなり広幸が後ろから抱きついてきた
『この胸の肉質、腹の出っ張り具合、広幸か!!』
「正解!!」
遠回しにデブと言ったのに効いちゃいない
『キモいウザイ臭い離れろ』
「そんな事より見ろよ」
流石ドMそんな言葉じゃ効かないか
広幸が指をさしながら
「あの子あの子」
と言うが人が多すぎてどの子を言っているのかさっぱりだ
「可愛いな」
と言いながら目をハートにさせている
こいつはロリコンかだから多分子供に指をさしているのだろうと思い
『流石幼女に目がないな、しかし手を出すのは妄想だけにしないと犯罪になるかなら』
と言いながら肩に手をぽんとやると
「違うわ、あのコンビニの窓ふいてる子だよ」
そこには確かに女の人が居た
しかもかなりの美人だ
『まぁ俺らには無関係なひとだからな』
「俺ちょっと話しかけてみる」
と鼻息荒げに行ってしまった
まぁ直ぐに戻って来るだろう

しかし俺の予想は外れた
しかも紙に何かかいてもらってる
まさか携番交換したのか?

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