《MUMEI》
シド ビシャス
久々に昼から酒、こんなド平日から、幸せだ。

仕事は朝、電話で一方的に辞めてやった。

なんか‥‥‥なんか全部嫌になって絶叫した「あ゛ぁ゛ーっ」何度も叫び、テーブルの皿を鏡に投げ付け、壁をぶん殴り、髪の毛をハサミで切った。     足からは割れた鏡が刺さり血が出ていた、壁を殴った右手は感覚がなく、動かすと鳥肌が立った。

ただなぜかあふれ出る歓喜の涙、痛さや悲しみじゃなく、嬉しさや爽快感、もう何もない自分にはなにもない、際疑心や、やる気、考えるとゆうこと、すっからかん、なんもなくなったが、なんでもできるという確固たる自信。                  なにかしでかす前に、まず、1‥1‥9っと。

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