《MUMEI》
ペア
〜翔視点〜
俺の運命をかけた
グッとパー・・・
俺が出したしのはパーだ。
パーを出した相手の顔を見た。
「・・・・・。」
相手も俺を見ている。
「よろしくね♪」と相手の子が言う。
そして俺は
心の中で叫んだ。
[神様・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ありがと〜♪♪]
そう♪俺の相手は
香奈だった。
俺の心の中は
ウハウハだった。
優斗がこっちを見て
微笑んでいる。
俺は最高の笑顔を返した。
そして俺は
香奈の手を引っ張り
「ペアも決まったし
さっさと乗ろうぜ♪」と張り切って言った。
優斗が「2人先に乗りなよ。」と言ってくれたので
優斗に「サンキュー♪」と返し
香奈を引っ張って乗っていった。
観覧車の中に
香奈と向かい合って座った。
香奈は2人に向かって
手を振っている。
俺も手を振った。
優斗は微笑み
田中は、片手で手を振り替えしてくれた。
俺は香奈の方を向いた。
香奈はまだ外を見ていた。
俺は香奈に話かけた。
「あのさっ『チャラララー』と俺の携帯がなり
途中で言葉を切った。
見ると優斗から
メールが届いていた。
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