《MUMEI》 「そろそろ帰るか。」 遊び疲れた私達は帰る事にした。 「家どこ?」 『駅前で大丈夫です。バス通学してるんで。』 「もう暗いんだからダメ!!教えないなら俺の家に泊めちゃうぞ〜。」 そう言われた私は家まで送ってもらう事にした。 そして、2人を乗せたバイクは夜の風をきっていく。 「着いた〜。」 『ありがとう。』 バイクを降りた私はお礼を言った。 するとナオは、私の腕を引き寄せ唇にそっとキスをした。 ナオの前髪がチクリと刺さった。 「俺、本気で愛理夢の事好き…早く家の中に入れ。」 私は何も言わず家に入った。 前へ |次へ |
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