《MUMEI》
事件と後始末(所により狂気)
私は中津家の姉妹が…





大っ嫌いだった

殺したいと思えるほどに…
当初、転がる死体は二つのはずだったのだ
三人目である竹井はイレギュラーなのだ
しかし、ちゃんと死んでくれた
二人を殺してもくれた
彼女はしっかり私の計画のパーツになってくれた

竹井は私の毒で死んだらしく
周囲に血がまき散らされていた
しかし私が言うのもなんだが死体のそばで食べ物を食べるのはどうかと思う

この独白でわかる通り
犯人は私だ
反省はしている
後悔はしていない

一つ悔やむとするなら、やはり姉妹の死に方だろうか
彼女らはとても仲が悪かった
上手く導けば殺し会うと思ったのに

もし次の機会があれば
標的は必ず私が殺そう…

今回のことから分かったことがある

殺人って…

た〜のしっ!

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