|
《MUMEI》 ｢準備はいいね？｣ コート中央。 センターラインに並ぶ秀皇の選手たちに審判が問い掛ける。 コクｯ… 言葉なく頷く選手たち。 チラｯ… 審判はディフェンスに着く赤高陣に視線を向ける。 ぷらぷらっ… 俺たちも大丈夫。 と、 ユキヒロが審判に向け合図を送る。 ……………………………… 観客席。 ……………………………… ……………………………… ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ… ｢始まんぞ｡｣ ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ… ｢これでホントに決まるな…｣ ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ… ｢あぁ…｣ ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ… ｢あいつらがどんなに凄かろうと…｣ ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ… ｢2強の椅子はあと1つだ｡｣ ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ… ……………………………… ……………………………… ｢ピｯ!!｣ ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾜｰﾜｰｯ!!!!!!!!! 審判の笛と共に、 再び会場は熱気に包まれる。 決勝に進む為の道をかけた運命の後半戦。 ｢1本ｯ!!｣ 開戦。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |