《MUMEI》 蒼い月それからまた7人でいろんな話をした―。 だが、海月は6人の話(主に大学生活やバイト等)を聞くばかりで自分の話はあまりしなかった―。したとしても昔の話で最近の話は話したがらなかった――。 「―そろそろ時間よ。」 会話も途切れ途切れになってきたその時、そう静かに言ったのは――海月だった――。 「え!?もう、そんな時間!?…ホントだ。もう後3分だわ。」 「本当だ―。」 「海月ちゃん、よく分かったねぇ。」 愛がそう感嘆の声をあげると 「何となく、よ。…あ、ほら見えてきたわ…。」 前へ |次へ |
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