《MUMEI》

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関谷の言葉は日高に迷いを生む。


だが先行されたのは恥ずかしさ。


そして先行された気持ちを正当化するべく、


日高は自分の本当の気持ちを押し殺した。


次第に日高は変わった。


部活?


やってなくて何が悪い。


と、


妙な開き直りから始まり、


自分の主張を通すべく、


部活という物を否定するようになった。


腐っていくのが目に見えた。


苦しかった。


偽りの気持ちを正当化させるのは。


だがそうする以外に答えは見つからなかった。


はみ出して行く程に距離を置かれ、


会話の対象にされなくなることが怖かった。


そんなはみ出し者たちが選べる選択肢は、


あまりにも狭かった。


時期は移り、


沖入部から1週間後の世界へと物語は進む。



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