《MUMEI》
香林堂でお買い物 6
普通、箒で空を飛べたら感動やら何やらするだろうが、
丹輝にとってはこの空の旅は正直きつかった。
こんな風に女の子と接するのは小6以来で(箒で空は飛んでないが
なんというか恥ずかしさやらなんやらが爆発していた。
なぜさっきまでは大丈夫だったのか?
それはおそらく幻想入りするというハプニングで気がそっちだけに
集中していたのだろう。
事実、霊夢とは普通に接することができていたしな。
中学は男子校だったのも原因の一つだ。
友達はナンパやら合コンやらで女の子と接していたようだが、
丹輝は二次元の娘にどっぷりだった。
まぁ、まずは落ち着くべきだな……

丹輝はとりあえず冷静になろうとした。
しかし、魔理沙の髪が顔に当たり花のようないい匂いを発する。
もちろん冷静になれない。
ついに丹輝は魔理沙と香林堂に着くまで一言も喋れなかった。

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