《MUMEI》

「「「「「「………」」」」」」

「…」

6人がその影=【蒼い月】に見とれているのを海月は嬉しそうな、でも少し寂しそうな表情をして見ていた。


「あれが【蒼い月】か…。」

沈黙を破ったのは、隼斗だった。

「本当に【蒼い】わね…。」
「キレイ、だね…。」
「でしょ!?」

愛の言葉に海月がにっこりと微笑む。





7人はまた海に浮かぶ『青白い光』=【蒼い月】を見つめているうちに、1人、また1人、とそのまま静かに眠りに堕ちていった―――。

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