《MUMEI》
海月の正体
1人、また1人、と眠りに堕ちていく中、未だ眠りにつかない2人がいた――。

その2人とは―、



海月と隼斗、だった――。


「みんな、寝ちゃったわね…。」

「ああ、…君が眠らせたんだろ?」

隼斗の言葉に海月が顔をあげる。

「え!?」
驚いた表情を見せる海月―。

隼斗は、その瞳をしっかりと見つめたまま―

「久しぶりだな。海月…。」

そう海月に向かって言ったのだ。

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