《MUMEI》

「おっす、昨日のヒーロー。」
悠は思いっきり秀の背中を叩いた。
「いってーな。」
「いや〜まさかあそこで逆転ツーランホームラン打つなんてなー。」
「まぐれだよ。」
「でも本当に良かった〜。」
「お前も早く来いよ。」
「おう。」
・・・
しかし、何日たっても悠が一軍に行くことはなかった。

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