《MUMEI》 そのころ巫女は… 6【数カ月後、幻想郷の不安要素と見なされため八雲 紫によって殺害される】 そう書かれていた。 「どうゆうこと…」 「だから、書いてある通りよ」 「同姓同名だよね?」 「あんな珍しい名前、他にいると思う?」 「う、それは……」 実際、桜 丹輝なんて名前、他に居るとは思えなかった。 「ここからが本題よ」 パチュリーは言う。 「何よ、まさか…」 「鋭いわね。そうよ、私はあなたから紫に報告してほしい」 「それって…」 「"桜 丹輝がまた来た"と」 「いやよ、まだ決まった訳じゃないし、 何よりいい奴よ丹輝は」 「まぁ、いいわ。私はそれが伝えたかっただけだから」 「ただし……」 前へ |次へ |
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