《MUMEI》
手の視点
………………………………



     現在



………………………………



………………………………



キュキュッ…!!



(またあいつ…!!)



「くっ……そ!!」



(よしッ…!!)



「ナイスインッ!!」



(決めろッ…!!)















バシッ…!!















「っ……!!」



ダッ…



「も…」



「戻れえぇぇッ!!!!!」
















………………………………



赤高のセットプレー。


ユキヒロがディフェンスの市原を交わし、


絶好の位置からのシュートを打つ。


が、


キーパー上野がこれに反応。


シュートは止められ、


赤高はカウンターを防ぐ為全力で戻る。



………………………………













(…またか。)



「ナイスパスッ!!」



ボールは右サイド。


要大地の手に渡る。



(くっそおぉぉッ!!!!!)



全力の日高だが、
カットはできずフリーの状況を許す。



バスッ…!!



「ちっ…」



「ナイッ…シュ〜ッ!!!!!」



後半2分46秒。11対9。



後半スタート時、
4あった点差は2まで縮む。


出だしは秀皇が乗っていた。



「だぁぁぁくそッ!!」



日高・関谷の2人が悔しさを現わにしていた。

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