《MUMEI》
丹輝の正体 5
「久しぶりね。丹輝」
「えっ?初めましてなんですが…」
「記憶が落ちてるわね。
 これを見たら思い出すかしら?」
そう言うと丹輝と紫は消えた。
「ちょっ!?逃がした……」
霊夢は置いていかれる。

丹輝は見知らぬ場所に移動していた。
「何が起こった?」
「私の能力よ。これも覚えてないのね…」
紫は悲しい顔をする。
「すいません…」
悲しい顔をされた丹輝はとっさに謝る。
「謝らなくていいのよ。
 すぐに思い出させてあげるから」
「何を?」
「100年前の記憶よ」
「へっ???」
これは?の数が無限に付くような事だった。
「分かるわけないわね。いくわよ。
 "深弾幕結界-夢幻泡影-"」

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