《MUMEI》
宴会in白玉楼 2
聞こえてない?
訪問者はもう一度言った。
「ごめんくださぁーい」
しかし、返答がない。
しかたないので訪問者は小銭を取り出し賽銭箱へ投入する。

ちゃらーん、、、

「どなた様ですかー?」
音が鳴ったとほぼ同時に霊夢は飛び出してきた。
「わざとやってますね、霊夢さん…」
「そんな訳ないわよ、妖夢、今日は何の用?」
「幽々子様が白玉楼で宴会しないか?と…」
「何でこんな時期に?」
「丹輝さんの幻想入りの記念だそうです」
「そういえば、やってなかったわね」
普通、何かしらあったら宴会するのが霊夢であった。

「丹輝ー、出てきなさいー。あんたの用事よ」
「どうも、桜 丹輝です」
妖夢も丁寧に自己紹介を返す。

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