|
《MUMEI》 case.3 坂野友美と篠田魔里子の場合同刻――… 「ムカつくゥー。マヂやってらんねぇよ…。」 バーのカウンター席でドライジンのロックを煽りながら、口汚く毒を吐く女がいた。 「なんでアタシが８位なワケぇ？ ソロデビューも果たしたし、ＣＭだって引っ張りだこじゃん。 こんなに存在感だしてんのに何が気に食わないっツーんだょ！」 長い髪をかき上げて、不満を洩らす女の名前は、坂野友美――… 飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループ…Ａ？Ｂ４８の主力メンバーだった。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |