《MUMEI》
宴会in白玉楼 9
丹輝、霊夢、紫の三人が白玉楼に到着した時には
すでに結構な人数が集まり、宴会を勝手に始めていた。

「あら、紫じゃない」
青い服を着て、周りによく分からない何かを漂わせる女性が言う。
「久しぶりね。月面戦争以来かしら」
「違うと思うけど別にいいわ。
 あら、霊夢もいるわね。そちらが丹輝さんで?」
「どうも桜 丹輝です」
「私は西行寺 幽々子。此処の主人よ。
 噂は聞いてるのだけど紫のLast Wordを避けたんですって?」
あきらかに紫の方を見ながら言っている。
「しかたないわよ。100年前に一度見せたんだから」
「そう、じゃあ私とも後でやりましょうね、丹輝さん」
「あ、はい」
幽々子に勝負を挑まれてしまった。

「それじゃ、宴会を始めましょう」
キィーーーン
幽々子がそう言うと参加した人は一斉に乾杯をした。
そこからはカオスである。

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