《MUMEI》

4人の空間に青白いタバコの煙だけが漂ってゆく――…。


佐「…シビアだね…。」


明「…ホント……切実だョ…。」


み「………。」


才加の覚悟を垣間見た、佐餌と明日香とみなみは、シラけたように口籠った…。


何故なら、それは自分達にも言えることだったからだ。


才加をはじめここに集まったメンバーは、A?Bの中では微妙な立ち位置の存在だった。


アイドルとして大した武器も持ち合わせていない自分達は、色モノアイドルとしてバラドル路線を突き進むしか道は残されていないのかもしれない…。



しかし――…



そんな才加の決意に反感を覚える女が、この中に一人だけいた!

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