《MUMEI》

み「…緑一色四暗刻単騎…。

………トリプル役満――…。」


先ほどまで自らの生きざまを説いていた、才加の威勢が凍りつく…!


みなみに雀頭の“発”を振り込んだのは――…


――…才加だった…!



み「あきもっさん…。悪ィけど、アタシはそんなセコい生き方、共感できないっス…。

…狙うなら、あくまで一発逆転っスよ…。」


みなみは勝ち誇ったように才加を見下ろした。


才「…みぃちゃん……アンタって娘は…。」


額に脂汗を滲ませブルブル震える才加を、みなみの一言が更に鞭打った。


み「そのためならプロデューサーでも大物タレントでも、なんでも利用しますョ…。

…この舌技でネ…。」


…チロ・チロ・チロ・チロ・チロ・チロ・チロ・チロ…!


何人ものオトコを昇天させた秘技・高速ベロ出しを見せつける みなみがいた――…。


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