《MUMEI》 えーりん!えーりん! 9永琳は言った。 「あなたに手伝ってほしいの、月の…破壊を……」 「…えっ?」 月を破壊? なぜ破壊するんだ。 丹輝はそう質問しようとしたが先に、 「盗み聞きなんて駄目ですよ?」 部屋の戸に向かって永琳が言う。 そして部屋に一名、 美しい着物を着た黒髪の少女?が入ってきた。 たしか宴会に…居たっけ? 記憶が曖昧である。 そして毎度の事に心を読まれ、 「悲しいことね、つい先日の事なのに…。蓬莱山 輝夜よ」 思い出した気がする。 ふと丹輝は思った。 かぐや? まさか…… 前へ |次へ |
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