《MUMEI》 えーりん!えーりん! 11「アレとは?」 丹輝が聞く。 「核爆弾よ」 「……え?!」 丹輝は驚きの余り言葉がでない。 「あなたには此処で核爆弾の作り方…とまでは言わないわ。 材料だけでも教えてほしいの」 永琳が言う。 「何故、俺なんだ?」 「外来人なら誰でもいいんだけど最近のは弱すぎるから…」 「どういう意味だ?」 「妖怪におびえて逃げちゃうのよ」 ようするに俺が普通じゃないのか。 実際、普通じゃないしな。 「で、俺は材料を言えば帰っていいのか」 丹輝は聞く。 永琳が不適な笑みを浮かべた。 前へ |次へ |
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