《MUMEI》 \/\/\/\/\/\/\/\ その頃―――… ―――…ビシッ! 「痛ぇな!何すんだよ!?」 昨晩ベッドを共にしたホスト風の男をひっぱたいたのは、高箸みなみだった。 「アンタ!前田圧子を紹介しろって、最初からそれが目的でアタシに近づいたのね!!?」 「いーじゃねーかョ、それくら…」 「黙れ!ゲス野郎!」――…ドガッ! ホスト風の男は、みなみにハイキックを喰うと空中で一回転した。 みなみは男の前で仁王立ちしながら言い放つ…! 「あの娘はね!アンタごときが気安く触れられる存在じゃねーんだョ!」 みなみは男を睨みつけながら尚も撒くしたてた…! 「あの娘は“特別”な存在なの! …“カリスマ”なの!! …A?Bの“象徴”なの!!! …“神”なのよ!!!! …わかる!!!!!?」 ホスト風の男は、みなみを見上げながら小刻みに頷くと、鼻血を垂らしながら震えていた――…。 : : \/\/\/\/\/\/\/\ 前へ |次へ |
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