《MUMEI》
霊が見える?
「何言ってるんだ、この子。少し変ってるの?」と私は思った。
ピリッと静電気が起きたように背中がツンツンした。

「何コレ〜」と私はりさちゃんに聞いた。
りさちゃんは、「これが霊が取れていってる証拠なの。」と言った。

「やっぱり見えるの、霊が。」もう一度私はりさちゃんに聞いた。

すると、「私は呪われてるから、分かるの。」とりさちゃんは言った。

「何で呪われてるの?教えて。」私は聞いた。

りさちゃんは、「・・・・貴方に関係無いでしょっ」と涙目で私を睨みながら言った。
そして、廊下を走っていった。

「待って〜」と私は追いかけたけど、どこにいるのか私には分からなかった。

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