《MUMEI》
修行at紅魔館 9
ただ撃った訳ではない。
能力を駆使し、
普通の人間の一瞬と呼ばれる時間に、
少しずつ撃つ場所をずれ、15球同時に、
しかもそれぞれが等間隔に同じ方向、レミリアの元へ…。
それはまるで自機狙いのレーザーの様だった。

そのレーザーは余りにも速く、
レミリアは避ける暇もなく華麗に散っていた……。
「……え!?」
丹輝は驚いた。
ふむ、吸血鬼は打たれ弱いっと。
「いえ、お嬢様はまだ子供なので…」
咲夜が耳に小さな声で呟く。
でも一言言いたい。
心読まないで!!

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