《MUMEI》

 僕はきみがだいっきらいだった
 それでも、なぜかいつもそばにいるのはきみだった
 僕たちは寄れば触ればケンカをしていた
 でもいつのまに
 
 僕はいつからかきみのことが好きになってきみはいつからぼくのことが好きになって
 知らないうちにとなりにはきみがいた
 かけがいのない存在になって
 でも、不思議で

 ぼくがずっときみをみていたはずなのに知らないきみがどんどん
 そんなきみがだいっきらいになって、でもきみが好きで

 でも今、感動の涙を流すきみを見てようやく気づいた
 きみのきらいなとこを全てあわせてぼくはきみが好きなんだということ

 ずっと一緒にいよう



作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫