《MUMEI》

「先輩…あの…どーして…///」

境内の裏にある人気の無い場所までかなた君を連れてくるのは簡単だった、かなた君は素直で人をすぐ信用してしまうから。

「どうしてって…可愛いから♪」

浴衣の隙間から、かなた君の白くて滑らかな足に指で触れながら手を入れると、かなた君の可愛い声が僕の耳をくすぐってくる。

「んっ///…せ…先輩…ダメ///」

浴衣の中の太ももを撫でると、僕の胸に置いた手でググッと押し返して抵抗してきた。

「嫌かい…?」

かなた君の前にしゃがむと、その浴衣から出た足にキスをした。

「んっ///ダメなの…俺は…武のだからぁ///」

かなた君はそう言うと、開かせようとした足を閉じようとして抵抗してくる。

「せめて…見せてくれないかな」

そう言ってかなた君の浴衣の裾をピラッと捲ると、女の子のパンティが見えた。

「わっ///」
「女の子の着てるんだ…学校でもそうなの?」

そう聞くとかなた君は恥ずかしそうにコクリと頷いてくれた。

「だって…武が履けって///」

かなた君が言うには、自分でも好きで着ていたけど、恋人の武君が下着をプレゼントしてくれるようになってからは全部女の子用の下着にしてしまったらしい。

「体育の時、透けないかちょっと恥ずかしいけど///」
「そっか…透けてるかもしれないんだね、今度じっくり見てみようかな」
「そ、そんな///」

男子用の体操着は白い短パンだったから、鮮やかな色の下着がついうっかり…なんて事があるかもしれないんだね。

「下はコレって事は…ブラはしてるの?」
「うっι…お…女の子の格好する時だけ///」

かなた君の背中を触ると、確かにブラジャーのストラップの感触があった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫