《MUMEI》

そんなリュークの間の抜けた質問にも、私は解りやすくダイナマイトのことを説明してあげた――…。



リューク「ほぅ?…ダイナマイトてのは、人間を吹っ飛ばすモノなのか。


…そんな面倒なことをしなくても、そのノートに名前を書いてしまえばイチコロだろうに…。


…人間てのは面倒なことが好きなんだな?…ククク。」



私は死神の笑い声を黙殺する。



くだらないやり取りに割く時間は無いから――…。



リューク「ところでダイナマイトは、何処に行けば手に入るんだ?」



しずか「何処かのダムの建設現場に行けば、簡単に手に入るわよ。


…アナタならね…(笑)」

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