《MUMEI》

私は殺気の籠った目で死神を見上げる――…。



しずか「やってくれるわね…?」



リュークは牙の隙間から溜め息を洩らしてたわ。



リューク「まったく、人使いの荒いキラだな……。


…まあいい……オレの報酬も忘れるなよ。」



しずか「今、準備してるとこよ。

…明日にはお腹いっぱい食べさせてあげるから心配しないで…。(笑)」



リューク「フッ……約束だぞ…。」



リュークはいぶかしげに念を押すと、私の部屋の壁を透り抜けて夕焼けの空へと羽ばたいていった…。



私は窓からその後ろ姿を見送っていたの…。

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