|
《MUMEI》 ――…ﾄｩﾙﾙﾙﾙ……ﾄｩﾙﾙﾙﾙ…… 数コールの呼び出しの後――… ――…ﾁｬｯ…… ＊スネオ『キミは誰…？』 いきなり電話の相手の名を問いかける、礼儀知らずな声が応対に出たの。 裕福なお坊っちゃまらしい振る舞いだわ…。 出来杉さんは―――… 出来杉「――…“神”さ……ｸｸｸｸ…」 …と、機械的に加工された低い男の声で応える。 ＊スネオ『？……ﾌｯ…。(笑) …何か用ですか？…神様？(笑)』 スネオさんは鼻で笑い返してきた。 彼らしい、ひねくれた応対が可笑しくて、思わず吹き出しそうになるわ…。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |