《MUMEI》 スネオの過ちリューク『おい………。 …あれは、出来杉の奴が脅していた、お坊っちゃまじゃないのか……?』 しずか『え?…』 リュークが、私達の行く先にトボトボと歩く男の子の後ろ姿を見つけたの。 しずか『本当だわ……。』 リューク『随分と悲壮感漂う後ろ姿だな……。』 死神らしくない同情めいた台詞に、何故か背筋にムシズが走ったのを覚えている。 その男の子は―――… スネオ「糞ぅ!なんで僕はこんな事してんだよ!!」 …罵声とともに、地面を蹴りつけていたわ…。 それは、大量の林檎が入った買物袋を手にしている… ――…スネオさんだったの。 前へ |次へ |
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