《MUMEI》 蟻地獄への誘いその後、私とスネオさんは商店街で手分けして林檎を買い足し、スネオさんの家に向かったのよ。 私はスネオさんの家に到着すると、彼に導かれるまま、地下のワインセラーに通されたの。 そこは20畳はあろうかという広々とした空間で、一年中温度が15度に保たれているの。 ワインだけでなく、野菜や果物などを保存するにも、うってつけの冷暗所だったわ。 そして、その地下室の片隅には、子供一人なら余裕で入れそうなほど大きなクーラーボックスが置かれていたの――…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |