《MUMEI》

しずか「…こんなに(林檎が)無くなるペースが早いと、私達だけじゃ追いつかないかもしれないわね…?」



私が仕向けた振りに、スネオさんは暫し考えこむ…。



消耗に追いつかない補充のペース――…



そして林檎が底をついたときに訪れる最悪の事態――…



彼は、そんな底儚とない恐怖に怯えていたのでしょう…。



そんな彼を救うようなタイミングで、私は一つの提案を持ち掛けるの…。



しずか「ねぇ…スネオさん…


…出来杉さんにも協力を頼んでみたらどうかしら?」

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