《MUMEI》

――――…案の定…………



*秘書「あ…スネオ坊っちゃんでいらっしゃいますか?


…お父様は、自宅に帰っていませんか?


…社長が突然姿を消されて、我々も困っているんですよ…。」



スネオさんのパパの会社の秘書さんが、困った口調で応対している様子が、携帯電話の受話口から漏れてくるのが聞こえた…。



スネオさんは絶句している――…。



私は吹き出しそうな笑みを堪えるのに必死だった――…。



さぁて―――……



アナタはもう蟻地獄に落ちた蟻――…



ゆっくりと――…着実に……食される運命なのよ……!

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