《MUMEI》

…ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴォ〜ン…!!



大地を揺るがすような轟音が街に響いたの――…!



しずか「きゃっ!」

――…かかったわ!



私はわざとらしく悲鳴を上げながらも、心の中で歓喜の声をあげた。



スネオ「なんだ!?」



スネオさんは突然の爆発音に驚く、素のままのリアクションを見せていたわ。




するとその時―――…



*出来杉『おめでとうございます。


………キラ様…………。』



出来杉さんからのテレパシーが、私の心に直接語りかけてきたの。



私はその祝福の思念波に、直接目撃していない轟音の正体が何であるかを確信した――…。



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