《MUMEI》

ついついキツイ口調になっちゃったけど――…



スネオ「…………そうだね…。」



スネオさんは一人になる心細さを噛み殺すように頷いてくれたわ。



――…いい子ね…。



――…奴隷は奴隷らしく、主人の言う事をきくものよ…。(笑)



ニコリと笑いかける冷酷な微笑を、地下室の暗がりが隠してくれたわ。



そうして私は、スネオさんの家を後にしたの…。



ドラミちゃんの死を確かめに行くために――…。



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