《MUMEI》

私は、その後ろ姿を凝視した――…。



しずか「あれは……?」



そのうち一人は、見たことの無い銀髪の少年――…



もう一人は、黒焦げの丸い物体を両手で抱えていたの…。



私が叫び声をあげそうになったのは、後者の人影を見たからだったの――…



その人影は、ずんぐりとした黄色い身体をしていたわ。




そう……。




其所に居たのは、死んだ筈のドラミちゃんだったのよ…!

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