《MUMEI》
憎しみ
私が死んだのは小5の夏休み中に友達と遊んでいる時だった・・・。

理由は車に引かれた。

私を引いたのは男でひき逃げした。

私はその男を憎んでいる・・・。

いつか呪い殺してやる・・・。

そう思い始めたのは私が死んでから3年たった時の事だった。



私の顔は引かれてもう無い。

いつも仮面をかぶって過ごしている。
だから、私はどんな顔にもなれるのだ。

「そうだ、良い事思いついた。」

私はニヤリと笑い、外に出た・・・。



私は仮面屋に向かった。

「キレイな女の人の仮面下さい。」

「分かりました、700円です。」

「有難う。」

こんな会話をしながら私はキレイな仮面を買った。

コレで準備は完璧だわ・・。

私は仮面をかぶり、人間の世界と死んだ霊の世界の境目に向かった・・・。

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