《MUMEI》 リュークは、私の顔を覗き込むようにして説明を続ける――…。 リューク「…死神の眼の対価は、残りの寿命の半分だ。」 彼の赤い目玉がギラりと光ると、私の眉もピクリと吊り上がった。 ――…人生80年…。 ――…定説通りなら、私はあと70年は生きることが出来る筈――…。 ――…でも“死神の眼”を手に入れる対価として、その半分を死神にくれてやる契約は、私が45歳までしか生きられない事を意味している。 ――…要は私が、それまでの寿命を長いと思うか短いと思うか………よね…? 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |