《MUMEI》 しずか『いま何処にいるの?』 *出来杉『キミのすぐ後ろさ…。』 振り向くと、私の頼もしい参謀が、ニヤけた笑みを浮かべて佇んでいたの。 私達は恋人同士のように見つめ合ったまま、テレパシーで会話をする――…。 しずか『出来杉さん、ちょっと聞いてくれる?』 出来杉『何かあったのかい…?』 しずか『それがねぇ―――…』 私は、頼れる参謀に話を聞いてもらおうと、テレパシーで愚痴り始めたの――…。 前へ |次へ |
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