《MUMEI》

私の瞳の奥に、ドス黒い陰謀が渦巻いてゆく――…!



――…そうょ…。スネオさんを身心共に追い詰めて、スネオさんにキラを演じさせればいいんだわ!



――…そうすれば私は直接手を汚さずに済む!……私は影で糸を引いているだけでいいんだわ…!



私は導き出した答えに、ギラリと瞳を輝かせた…!



しずか『出来す――…!』



私がその閃きを実行に移そうと、参謀の名を呼ぶよりも早く――…



出来杉「もしもし……スネオくんかい?」



出来杉さんは携帯電話を耳にあて、早速スネオさんに電話をかけていたの。



“奴隷”に残された僅かな自由をも奪うために――…

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