《MUMEI》 イマニ目玉=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* ―――…その翌日。 私は学校から帰るなり自室に隠り、ドラちゃんの四次元ポケットから、ある秘密道具を取り出したの。 それは、ギョロリとした目玉のような形をした道具だった。 私はそれを接眼ルーペのように両目に装着して、ある“重要な光景”を見ていたのよ。 しずか「うふ…。 …ドラミちゃんは“明日の夜”この街に戻ってくるのね?」 私は秘密道具を通じて目にした光景を見るや、独り言を呟く――…。 それは、いま私が最も欲する情報を得るための行動だったのよ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |