《MUMEI》

リューク「おい…。お前は何か勘違いをしてるようだな?」



リュークは低く恫喝するような声で迫ってきたの。



しずか「え…?」



…私は目尻をヒクつかせる。



しずか「勘違いって……何をかしら?」



リューク「その上から目線のことだ…。


…オレのことを、出来杉や、あのお坊っちゃん(スネオ)と同一線上で見てるだろ?」



しずか「……………。」



リュークに突き向けられた指先に、私は思わず言葉を濁したの。




―――…図星だったから…。

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