《MUMEI》

しずか「それって………


…私を殺すってこと?」



地下のワインセラーで、私はリュークを睨み返した。



リューク「…さあなぁ…。」



リュークは言うだけ言ってフラストレーションを解消したのか、勝ち誇ったように口元から牙を覗かせていた…。



どうやら笑顔を作っているようだったわ。



しずか「…………。」



形勢逆転――…。



悔しいけど、私は押し黙ることしか出来なかった。



何故なら“死神”とは、デスノートでも殺せない唯一の存在だったから――…。

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