《MUMEI》 見つけた・・・ここに男はいるはず・・・。 私は、心で呟きながら男が働いてる会社に来た。 「あ、ちょうど良い、男がやって来た。」 やっと見つけた・・・。 さて、劇で男をだましましょう。 私はその場で足が痛くて歩けないフリをした。 男の車のまん前で。 「大丈夫かい?お嬢さん。」 男が声をかけてきた。 ちょうど良い。 「足が・・・痛くて・・・。」 私は嘘をついた。足なんて痛くも何とも無い。 「俺の車で良ければ、連れて行ってあげようか?」 良し、それで良い、私の思い通り。 私は男に抱き上げてもらい、男の車に乗った。 前へ |次へ |
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