《MUMEI》
キラの焦りと八百屋の主人
私はスネオさんとの電話を終えると、急いで果物屋さんに走ったの。



別にスネオさんに言われたからじゃなく、リュークとの約束を守るためだった――…



いえ……約束という表現は妥当じゃない…。



ただリュークに協力者として働いてもらうために、契約を履行するといった、事務的な表現のほうがしっくりくるわ。




商店街の八百屋さんに着くと――…



主人「やぁ、しずかちゃん。(笑)


…今日も林檎の買い物かい?」



人がいいけど、少しお節介なとこがある八百屋の主人が笑いかけてきたの――…。

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