《MUMEI》
冗談の産物
            :
            :



しずか「リューク?……いる?」



私は恐る恐るスネオさんの家の地下室の扉を開ける――…



其所には、お腹を空かせたリュークが待っていたの――…。



リューク「おい…。いくら何でも遅過ぎるんじゃないのか?


…もう丸一日たってるぞ。


…あんまり遅いから、いま、お前の名をデスノートに書こうとしてたところだぞ…。」



リュークはクーラーボックスに腰掛け、黒羽根のついたペンを持ちながら、自分のデスノートを拡げてるとこだった。



私はその光景を見るや、額に嫌な汗を滲ませる。



しずか「ちょ!…ちょっと待ってよ…。


…冗談かと思ってたわ…。」

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